日記#3 文学フリマ大阪 インディーズ文学に触れた1日
Im Shelly
こんにちは
いつも御覧頂きありがとうございます。
残暑はしばらく続くと気象庁の2週間予報ではいわれていますが
確実に、朝晩は涼しくなってきた気がします。
夜中 窓を開けて夜過ごすことも増えましたし、日中は室内よりも外の木陰で過ごす方がだんぜん気持ちのいい 今日この頃です。
さて、僕はこの3日ほど珍しく家を出て外で活発に過ごすことが多かったです。
中でも昨日は「文学フリマ大阪11」というイベントへ行ってきました。
(詳しくは公式HPがわかりやすいのでリンク貼っておきます)
一般に流通している書籍とは違い、個人や小さな出版社などが作っている書籍を直接購入できるイベントで、インディーズ文学のお祭りです。
文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。(引用:文学フリマHPより)
今回のイベントでは約720店のブースがあり、のべ2日間で約4,200人が来場されたそうです。
初めて参加しましたが、想像を絶する盛り上がりでした。
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まずは見本誌コーナーで試し読み
テーブルに並べられた各ブース推薦の本を試し読みできるスペースがあります。
まずは、そこで試し読みをして興味のあるブースをチェックしていきます。
なんせテーブルには800冊近くの本が置いてあるので、読むだけでも結構な時間がかかりました。
90分ぐらいかけて、今の自分に感心のあるものをチェック。
僕の目当ては、A3用紙や画用紙などで閉じてあるようなチープなZINE。自分でもつくれそうなものを参考にしたいと思って、4点ほどめぼしをつけました。
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チェックしたら、いよいよ即売会をしている本会場へ!
まず驚いたのは、ブースの数とがやがや感です。本屋さんて静かなイメージがあると思うのですが、ここでは皆さん作者や出版社の方と直に関われるということもあり、あらゆるところ会話が飛び交っていました。とにかくにぎやかで皆んな楽しそう。
各ブースでは本だけでなく、自作の関連グッズなども販売されていて、ブースを通りすぎるだけでも結構楽しめます。コミケってこんな感じなんですかね?知らんけど。
沢山あるブースを眺めつつ、先ほどチェックした本を探しているとどこかで見たことある人もちらほら。地元の本屋さんの「ぽんつく堂」さんを見つけたり。
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北尾修一さん発見!
1番驚いたのは、百万年書房の北尾修一さんにお会いできたことです。
そもそも僕が、この文学フリマに興味をもったきっかけは、北尾修一さんと安達茉莉子さんの「失敗しない本の作り方」のウェビナーを聴いて、ZINEやインディーズ文学について知ったことです。
「ZINEとは装丁が綺麗ではなくても良くて、コピー用紙などで印刷したものであっても成立するから、まずは本を作りたい人はそういうものから始めたらいい」
「ネットで書くのもいいですが、本にした方が絶対いい」
十年前ぐらいからインディーズ文学というムーブメントがあり、誰でも簡単に本をつくり販売出来る世界があるんだと思わせてくれたウェビナーでした。
その北尾修一さんが出店されていたので、思わず「北尾さんだ!」と声をかけてしまった。気さくな方で「あれ見て下さったんですね。なんか300人近くに見てもらったみたいで、嬉しいです」と話してくださり、あのウェビナーでZINEに興味を持ってここに来たことなどお話しました。
こういう交流ができるのが文学フリマのいいところ、LIVE感なのだなと実感しました。
北尾さんの新刊が出たという事で折角なので1冊購入
「自分思い上がってました日記 北尾修一」(百万年書房)
その後もブースを回って以下購入した本たち
- 「良文」のススメ 相生隆久 (北斗書房)
- 庭の小屋で自立を目指す 下等遊民島 2022年度 総集編 (下等遊民堂)
- 正義の行方 筑紫榛名 (おはなしつくる会)
- たいやきやいた (ライティング愛好会)
- 自分思い上がってました日記 北尾修一 (百万年書房)
文学フリマは全国て開催されているみたいですので、また行きたいと思います!