タッツケ?タツケ?知らなかった野良着たち
Im Shelly
こんにちは
いつも御覧頂きありがとうございます
私は昨日一昨日と1泊2日で浜松と磐田へリハビリ旅行へ行ってきました
パニックやドキドキがでないかトレーニングを兼ねたリハビリ
無事ドキドキもなく、楽しく満喫できましたので良かったです
遠州といえば、うなぎや餃子、SUZIKIやYAMAHAのようなバイク産業、お城など(NHKの大河が旬のようで盛り上がってました)がありますが、個人的には遠州織物が見たく、それを目的の一つとして見に行ってきました。
僕が行ったのは、遠州小松駅(浜松北区)にある「池沼織物工房 千織」さん
小さな工房ですが、そこではご自身たちで機を織って反物をつくっておられるとのこと。店内の品数が多く「これ全部作ってるんですか?」と聞いたら「そうなんです。事前に連絡もらえれば工房も案内できましたよ」と店員さんもとても丁寧な方で親しみやすい人でした。
遠州織物の特徴をうかがうと、気候的に暑い地域なので一般的に軽いといわれているそうで薄めに仕上がっているのが遠州織物の特徴とのこと。またこの工房での特徴は使っている糸が単糸という種類を使っており(綿から直接結って糸をつむぐ方法で、繊維がほどけやすく扱いづらいのがデメリットであるが、その代わり糸自体がとても凹凸がありふっくらしあがり使えば使うほど柔らかになるとのこと。実際に目の前で説明も丁寧にしてくださりました)。
直売所には沢山の反物とテキスタイルのバリエーションがあり興奮しっぱなし、何を作ろうか色々お話していたら、お店の方が「タッツケとかかっこいいですよ」と教えてくださりました。
…「タッツケ?」「タッツケって何ですか?」
僕もよく知らなかったのですが聞いてみるとその場ですぐにネット検索してくださり見せて頂き、足の部分がスリムになってお尻がふっくらとした農作業着の一種とのことで、「タッツケ」や「タツケ」と言われるようです
※ちなみにこちらはSOU・SOUのタッツケ
それから僕は今朝から「タッツケ」の作り方について調べてみたら
岐阜県郡上市の山奥にある「石徹白洋品店」さんが「現代風たつけ」の販売をされているようで、Youtubeにワイドショーでの特集や石徹白洋品店さん自身のチャンネルなどでその魅力をお話されていました。
元々は、「たつけ」とは郡上市の方で農作業着として履かれていたパンツであり特徴としては
- 動きやすいように足首がスリムになっている
- 和裁を元にしているので、基本すべて直線で縫っており、ハギレが出ない無駄のない作り方をしてる
- 農作業着なので動きやすい
特に2が個人的には驚きました。Youtubeに「たつけの作り方」では本当に生地を無駄にすることがなくまた、綺麗なシルエットズボンが作られていました。
石徹白洋品店チャンネルより
圧巻で今朝から興奮しっぱなし。
これは1度作ってみたい!気分があがっています。
「千織」さんの工房で買った生地は少し角度によっては色が少し変わるかっこいいものを選びましたので、少しタツケの作り方を練習してから作ってみようと思っています。
出来たらブログに上げたいなと思ってますのでよかったら応援してください